新 痩せても枯れても♪
本日の体重 58.5kg (前回比 -0.7kg) 体脂肪率 22.9%
■はじめに #04 基礎代謝
英語の「Diet」は日常の飲食物の意味だったり「(治療、体重調節のための)規定食、治療食」の意味だったりします。そこから日本語の意味での「ダイエット」になって、「私はダイエットしています。/I am on a diet.」となります。
これだけでは、「正しい食事の管理をして適切な体重を維持する」ということになりますが、実際にはさらに運動等が加わって、ダイエットとは「消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスを取って体重を調整する」というふうに言えると思います。
そんなことは当たり前だ、と言われそうですけど重要なことなのでもう一度おさらいしておきます。Googleすれば山のように検索できると思います「基礎代謝」は、その重要な要素です。
「基礎代謝量」とは、「身体的、精神的に安静な状態で代謝される最小のエネルギー量です。心臓を動かしたり呼吸をしたり体温を保つたりするさまざまな生命活動のために常に使っているエネルギー、つまり生きていくために最低限必要なエネルギー量」と言えます。
一日に必要な総エネルギー量は、この基礎代謝と生活に必要な活動代謝を合計したものになります。「活動代謝」とは、生活するために必要なエネルギーで、例えば会社に行くために電車に乗って、駅から会社まで歩いて、会社では営業のためお得意先に電話をかけるとか、そういう安静にしている以外の生活するための行動に必要なエネルギーですね。
だから、会社の事務職で机に座りっぱなしの人と、宅配便の運転手さんでは、活動代謝量はかなり違います。
とはいっても、普通の場合、活動代謝が総エネルギー量に占める割合は30-40%ぐらいといわれていて、実は基礎代謝の方が消費エネルギーは多いんですね。
基礎代謝も性別や年齢などでも値が違います、自分の状態を入力することで、基礎代謝を計算してくれるサイトも幾つかあります。最近の体重計でも測定値から基礎代謝エネルギーを算出してくれるものが沢山ありますね。
その基礎代謝のうちの1/3ぐらいが筋肉による消費といわれています。それが、筋肉を維持したままでダイエットをしましょう、そうすることで基礎代謝を大きくすることができる、という大きな理由です。
例えば単に食事を減らすだけのダイエットでは、脂肪が落ちる前に筋肉が落ちてしまいます。見かけ上は同じ体重が減っているように見えますが、そうするとどんどん基礎代謝量が少なくなってきて、エネルギーの消費の少ない痩せにくい身体になってしまう、ということです。
ダイエットは「消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスを取って体重を調整する」と初めに言いましたが、言い換えれば「一日に必要な総エネルギー量(基礎代謝+活動代謝)>摂取エネルギー(食事等)」であれば体重は減っていきます。食事のコントロールはもちろんですが、適度な運動をすることで、活動代謝を上げ、筋肉を維持するというのが、もっとも効率の良いダイエットになります。
....次の話題は、はじめにのまとめの予定です。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント