題詠blog2008 というところに短歌を投稿していました。
お月様は許さない
http://momo.blog.so-net.ne.jp/
題詠blog2008
http://blog.goo.ne.jp/daieiblog2008
初めは家庭愛をテーマにしようと頑張っていたのに、だんだんいつもの変なエロ短歌やわけわかんない短歌になってしまいました。 でも、ときどきそのときの自分の気持ちが重なっていることもあって、こうやって並べてみるとそれを思い出して、ちょっとテレるちょっとオチこむ(笑)。
今年も、お題の使い方はできるだけ重ならないように作ってみました、でも、なんだかわからなくなるけど、お題は書かずに順番にならべてみます、今はまだもう少し短歌していきたいと思ってます。
「おはよう」に笑顔で「おそよう」こたえたら あたためなおすコーンポタージュ (天国ななお)
友達のなかでは次点だったらしい でも一位より(たぶん)しあわせ
僕たちの存在理由はあの夏の出逢った海で始まったんだ
「このあたり塩揉みしたらおいしそ」ぎゅ、「それはおたがいさまだろ」ぎゅー
二十年前に見つけた天使から放たれた矢は刺さったままに
オリジナルホームドラマのヒロインが笑顔でみせる真っ黒トースト
「虎の穴みたくおいしいパスタでしょ?」「それをいうなら壁の穴でしょ」
神頼み嫌いな君に手作りの御守り持たせ送り出す朝
いちにちの会話があいさつだけだったのんびりとした休日でした
ベランダの蝶々さんは裏声で「ある晴れた日に」と歌って干して
シュウマイから取り除かれてならんでる君の嫌いなグリーンピース
「リダイヤルするね」テレビは野球からドラマへもどる CM終わる
勉強ができれば優等生だって思ってたのは先生だけさ
「奥様を大事になさい」声色ではじまる我が家のオーラの泉
にぶい音 さけぶ妻 どこぶつけたの? アジアジアシと指差しジャンプ
やな予感 このままいくと目の前の降水確率100%
SM と KM の子の頭文字 MM 願いはミラクルマイティ
本棚に三年間の思い出と卒業文集ならんだら 春
「わたしこの、たかのどうふが食べてみたい」「それは高野豆腐と読みます」
「いま何時?」「ポッポー ポッポー ポッ」君は鳩時計になり二時半告げる
ニュースから娘のことで話し合う 気づくとサッカー始まっていた
かなしみは空のかなたに飛ばせても 涙は低いほうへ流れる
クラスにはいない名前が書かれてた投票用紙は無効になった
料理記者歴五十年岸朝子絶賛今朝の味噌汁旨い
みなさまにあられましてはつねひごろごらんいただきかんしゃかんげき
基準値をはるかに超えて飽和した好きを僕らは愛とよぶんだ
愛にまさる薬はないと強引に口内炎はキスで消毒
「ねえ、どうよ? 美味しいでしょう? 美味しいと、言え、言わないか!」 「はい」 自供する
父からの箱根土産は仕込み杖みたいな耳かき 赤い房つき
肌色の影ゆらめいて折り戸から「タオルかして」と伸びる手に湯気
行き場ない不満は堪忍袋からお腹を抜けてお尻へと プー
ピンク色ルージュをひいてあげるから私をまねて言って 「キスして」
縁側に吐く楽しみも縁側もないけど便利 たねなしすいか
初めてのデートに持っていくための初めて買った岡本理研
過去ログと照らし合わせて最近は正常位からはじめています
真っ白なシーツの海を漂って船旅みたいなセックスをする
AVをまねてくわえてほしいのに口に出せない口に出したい
有頂天になっていたから恋愛も有料だとは気づかなかった
男の子が授かるように願掛けて王子製紙のティッシュで拭いて
瀬戸際で粘り腰みせもう一度 行ったよ やった 別れなかった
ふられても泣かない強さ右腕に保存在庫で持ちつづけてる
触れあって傷つけあえば透明な鱗がはがれる音がきこえた
宝くじの数字を足し引きゼロにする 160105(いろおとこ)には当たりが無いわ
鉄亜鈴みたいな君のへそピアス 上下運動加速していく
幸せな気持ちが響く 楽譜には書けないようなメジャーコードで
遠くから見守るだけが活動の私設応援団でいるから
神戸にあるソープランドひまわりの今日朝番はチロルさんです
凧糸は出しきったけど誰よりも高く揚げたい 手をのばす夜
すれ違う見知らぬ人の黙礼に礼儀正しい母の面影
開票後すぐに落選確率が100%のような恋だ
北斗七星は大熊座な母の腰から尻尾を貫き空に
あふれ出る君の涙を手のひらでぬぐって舐めた 考えなおす
さびしさがカタカナになり電報のようなメールだ「スキヨスクカヘレ」
最後まで取らぬ股間の角笛を吹ける勇気があるならば こい
夕闇に濡らしたパンツ穿きなおし ほてるカラダで自然乾燥
だれひとり漏れないように気をつけてゴムをしばるの子煩悩だね
とんがったパジャマ代わりのTシャツでブラつけないで眠る派と知る
脱帽をしない上から戦闘帽 かぶらされ 即 正ちゃん帽に
白いとこ見せたくないとまっ黒に山盛りされたごはんですよよ
歌丸の慰霊を前に禿げネタを言う楽太郎 声をふるわせ
疲れなど玄関前に投げすてて @HOME へ笑顔で 「ただいま」
@HOME (アットホーム)
涼しげな君のワンピが寝ころがる僕の視界を浅葱色へと
お留守番僕のかわりに世界中君と旅する青いスリッパ
生半可憐れんでくれるくらいなら何もきかずに十万貸せよ
追わなきゃと思う とたんに立ち眩み 背中がかすむ 遠退いていく
みっかぶんくらいはきっとあるだろう ひとりごとごとカレーをにこむ
浅葱色したワンピースまくりあげ 僕は黒い叢に立つ
「ほーひゅーほ ほどひぐいっへ ひうほはな?」 「踊り喰いでは ないと おも」 うーっ!!
雑踏にまぎれ僕らのつなぐ手はキスのかわりの皮膚呼吸する
俺もしかとっくに除籍されてるの? 名前もないし あっ 足もない
『すき?』 「すきだ」 『あいしてる?』 「うん」 『ほんとうに?』 つづくメールはチャットみたいに
「ちくしょう」と携帯電話にさけんでる帽子の人の濃い緑色
消しごむのカス寄せ集め山にする 手紙の文字はスキだけにする
出したいの? 角の銀行曲がったらポストあるけど青く三角
愛だって薬 用法用量を守って正しくお使いください
雨上がり コンビネーションジャンプして水たまり避け会いにいく空
大人へのボーダーラインゆれる気持ち 反復横跳び 好き 嫌い 好き
着信の音を合図にグルグルと独り始める椅子取りゲーム
「この事件、ほんと変だよ……、きいてる?」 「うん、兜甲児のモミアゲは変」
バースディキャンドル立ててそれらしくケーキ代わりのLサイズピザ
着信は嵐にまぎれ聞こえない 光ってるけど震えてるけど
明け方のメールは風に研かれて一行になり届く 「あいたい。」
ここよりも先によくなる天気なら「名古屋は晴れ?」と返信をする
出張と言い訳を乗せ西へ行く先頭の球は新型に無い
コロコロと喉かき鳴らすお迎えは ねこみたいだね うがいみたいだ
ありがとう神さま恵まれています 妻も子もいる裸の君も
欲しいものベッドの上から選ぼうよ 楽天使いテーブルを買う
性的な倒錯じゃなく愛情の表現だって言い訳じゃだめ?
死んだよう眠る乗客減ることもないまま次は終点東京
金メダルみたいな夕日は三時間前に沈んだ あしたは晴れだ
病院の窓口にいる人まねて(渇いた声で)どうぞおだいじに
生い立ちを握る手のひら閉じたまま あなたの前にかざしています
懐に用意周到忍ばせた秋刀魚を見せるチャンスは今だ
沈黙のままでうなずくキスのあと 了解だって気づいてほしい
どこまでも甘さがのこる鯛焼きのしっぽにあんこがあるのは危険
「だいじょうぶ、ただのともだち」 いいわけが重複してる だいじょぶじゃない
男には付かない位置に傷がある おかげで僕は不起訴になった
夜だからまっくらけっけさびしくて地下にもぐったやっぱりまっくら
勇気などこれっぽっちもないけれど「好きだ」と口を動かす勇気
上弦の月は笑った口じゃなく泣いた目どっちにしてもおやすみ
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